大人の正体
最近、立て続けに知人が亡くなりました。
一人は私の友人のお母さん、
もう一人は母の同級生でもある、
散々世話になった隣に住んでいるおじさん。
どちらの通夜でも(私の友人の方は密葬だったのですが、
最後のお別れと仮通夜に出席)、涙が出ました。
出そうとしているわけでもなく、
気がついたら泣いていた。
そんな感じです。
歳を取る度、出会いよりも別ればかりが増えて、
ついつい涙もろくなってしまいます。
人生経験が増え、辛さを乗り越えるスキルもついて来たはずですが、
むしろ若い頃より涙もろいくらいです。
体験しなければわからないなんて言いますが、
体験が増えたからこそ痛みが増すこともあるのだと。
若い頃「大人になる」とはどういうことだろうと考えた事が
幾度もありますが、これもその一つかもしれませんね。